

■ ノミ
吸血されると、かゆいだけでなく、貧血を起こしたり、毛づやが悪くなったりすることもあり、子猫の場合は特に深刻です。またノミの唾液に反応して、ノミアレルギー性皮膚炎を起こすと、激しいかゆみと湿疹、脱毛などの症状がみられます。
■ フィラリア(犬糸状虫)
犬の病気としてよく知られていますが、猫にも感染します。呼吸困難、咳や嘔吐が主な症状で、放置すると突然死を引き起こすことも。犬のように診断や治療が確立されていないので、予防が重要です。蚊が媒介するので、室内飼いの猫も油断できません。
■ ミミヒゼンダニ
猫の外耳道に寄生し、激しいかゆみを伴います。しきりに頭を振ったり、頻繁に耳を後ろ足でひっかいたりする症状が見られます。黒い耳あかが出るのも特徴。接触によって感染します。
■ 回虫
他の感染猫から排泄された虫卵を食べたり、感染した母猫からの授乳によって感染します。一度も外に出したことのない子猫だからといって、安心できません。特に子猫の場合、下痢や腹痛、発育不良がみられることがあります。
愛猫の下痢が続いたり、便に白いゴマのようなつぶつぶが混じっていたりすることはありませんか?また体にノミがついていたり、耳をしきりにかいたりすることはないでしょうか?
こうした異常が見られるときは、すぐに動物病院で検査・検便を受けましょう。特に子猫の場合は、寄生虫に感染すると被害が大きくなります。子猫を迎えたら、まず動物病院で健康診断を受けることをおすすめします。
最近はエアコンの普及で、ノミなどは年間を通じて繁殖しやすくなっています。また多頭飼いの場合は、1匹だけ駆除してもすぐに再感染してしまいます。徹底した寄生虫対策には、愛猫すべてに駆除・予防剤の定期的な投与が望まれます。
さらに、猫もフィラリアに感染し、突然死の原因となることがわかってきました。犬と同様、蚊の活動時期に合わせた予防が求められます。

寄生虫は繁殖させてしまうと、愛猫の健康にもたらす被害も大きく、根絶も大変になります。月1回の駆除・予防剤の定期投与を心がけましょう。